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ブーリン家の姉妹
2008年 11月 05日 (水) 13:00 | 編集
ブーリン家の姉妹
(c) 2008 Columbia Pictures Industries, Inc.
and Universal City Studios Productions LLLP and GH Three LLC.
All Rights Reserved


ブーリン家の姉妹 【THE OTHER BOLEYN GIRL】
  愛は、分けられない。
  最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
  世界を変えた華麗で激しい愛の物語。

■’08/イギリス・アメリカ/ (日本初公開年月 2008/10/25)
■監督: ジャスティン・チャドウィック
■原作: フィリッパ・グレゴリー 『ブーリン家の姉妹』(集英社刊)
■出演: ナタリー・ポートマン/スカーレット・ヨハンソン/エリック・バナ/デヴィッド・モリッシー/クリスティン・スコット・トーマス/マーク・ライランス/ジム・スタージェス/ベネディクト・カンバーバッチ/オリヴァー・コールマン/アナ・トレント/エディ・レッドメイン/ジュノー・テンプル/トム・コックス/マイケル・スマイリー/イアン・ミッチェル/アンドリュー・ガーフィールド/ビル・ウォーリス


【ストーリー】
16世紀、イングランド。国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。



【感想】 2008/10/25@TOHOシネマズ

ブーリン家の対照的な姉妹を、大好きなナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが演じるということで大変楽しみにしておりました。
美しく才気あふれる姉のアン、地味だけど優しくて気立ての良い妹メアリー。
アンはあの、歴史に名高いエリザベス1世の母ということで有名かと思いますが、恥ずかしながらメアリーの存在は今作で初めて知った私。
そのメアリーを、あのスカ子さんが!?
どちらかと言うと、エロティックな雰囲気で殿方を悩殺するイメージが強かったので勝手に姉妹逆のキャスティングを想像しており「どうなのかなあ」と思っていたのだけど、観てビックリ。
ナタリー・ポートマンの演技にはいつも納得させられっぱなしなのですが、今回は私の中で意外性の強すぎたスカ子さんに軍配が上がりました。
与り知らぬ所であれよあれよと出世の道具にされ、翻弄されながらも静かに身を委ねる芯の強い姿、なかなかはまり役ではないですか。
あの手この手で王妃の座に上り詰めたものの、跡継ぎを産めず憔悴しきったアンの姿ももちろん見物でしたが。
あれほど気が強く聡明であっても、自分の最期は読めなかったのか・・・。

弟のジョージは先日観たアクロス・ザ・ユニバースのジュード役だったジム・スタージェスでした。
アクロス〜とは違って、特に見せ場なしのただただ気の毒な弟。
エリック・バナは結構好きな俳優さんなんだけど、ヘンリー8世としては正直色ボケのあんぽんたんに見えてしょうがなかったです・・・( ̄□||||!!
あれだけ男子にこだわり続けた王だったのに、結果的にはアンの娘であるエリザベス一世がのちのイギリス国王としてゴールデンエイジを築き上げたとは何とも皮肉なことよ。
(そう言えば私、ケイト・ブランシェットの「エリザベス」は劇場で観たけれど、続編の「ゴールデンエイジ」は観に行きそびれてそのままになっている・・・早く観ねば!)

実際にはメアリーはアンの妹ではなく姉であったり、ヘンリー8世の子を出産したという事実はなかったりするらしいので随分と脚色されているようなのだけど、イングランド史に興味がない方でも楽しんで鑑賞できるつくりになっていると思う。
カトリック教会との断絶もちろん絡んでいるわけで、わかりやすく要所を抑えていました。
その愛憎劇たるや、ドラマチックでスキャンダラスで日本でいうところの大奥さながら。
世継ぎ問題とはいつの時代もどこの国も同じことの繰り返しであるのですね。
女性としては、少々不愉快でもありますが。。。

想像していたのとは少し違ったけど、面白かったので高評価!



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